【いの町】いの町を歩く その② 注意喚起看板 『いの町編』 ※2020年9月撮影
(※2020年9月撮影)
目次
注意喚起の美学
誰だって注意されるのは嫌なものです。
年齢を重ねれば重ねるほど、人から注意されるのは正直嫌ですよね。
注意されないように生活や仕事をこなして日々生きていかなくてはなりません。
自分の心に誠実であるよう日々努力して成長したいものです。
「注意されるとはどういう状況か」ここをしっかり押さえておかなくていけません。
知らないおじさまに注意されるのはこの上なく嫌なことです。おじさま注意されないよう自分の行動をしっかり見極めよう。
危ないから入ってはいけません
◾️注意①
敷地内に入ってはいけない明確な理由がある。
それは「危ない」からですよね。
「危ない」「キケン」だから、この敷地には入ってはいけない。当然の理由があります。
至極真っ当な理由です。
理由は「危ない」
もう誰がどう見積もっても答えは明確です。
当然、何も知らない子どもたちが遊びにやってくる。かっこよくて好奇心をくすぐられる敷地に入ってみたい。
子どもを守りたいその一心でおじさまは注意を呼びかける。
◾️注意②
「コラー!イチャイチャすなーw!!」
柵の上から小倉久寛似のおじさまに注意されるこどもたち。この顔は完全に言ってます。
「イチャイチャすなー!」
敷地の前でイチャイチャしてたらさすがに子どもたちもこんな顔になりますよね。
昔、近所のおじさまに注意された記憶がある。
注意というか怒りですね。
純粋がゆえに立ち入り禁止区域(工事現場等)に入って遊んでいた。その場面は今でもうっすらと記憶に残っています。
子どもたちを危険から守りたい。イチャイチャさせてあげたい。
しかしいいイラストですね。
作者はどなたでしょうか。
看板少女
◾️関係者以外立ち入り禁止①
四国電力のマスコットガール。
4カントリーエレクトリックガール。
どこか国民的愛されキャラの雰囲気を醸し出しつつ特になんの特徴もない彼女。風貌が長女っぽいですね。
色あせた黄色いスカートが似合っています。もともとはビビッドな発色の良い黄色だったに違いありません。
◾️関係者以外立ち入り禁止②
こちらはもう注意を喚起しすぎて完全に色が飛んでます。
ホワイト4カントリーエレクトリックガール。
白もいいですね。
やはり長女っぽい風貌です。
彼女は激務(注意喚起)をこなしすぎてジョーのように真っ白に燃え尽きてしまいました。
それだけこの建物に入ってくる人がいたということです。入ってきたら注意する。入ってきたら注意する。日々この作業を繰り返す。
激務ですよね。
◾️犬のフンは
通称“犬フン”看板。
犬の顔が半分破れて非常にホラーですね。
破れていてもなお、笑顔なのがまた妙に不気味です。
褪せていても錆びていても注意喚起の看板はホラーと言えます。
まとめ
今、注意や叱ってくれる大人って減りましたよね。
子どもの頃、あの時叱ってくれたから今の僕がいる。時代は変わって情報はいつでも好きなときに好きな情報を手に入れることができるようになった。
大人はもう子どもを叱らなくなった。
子どもを叱れば虐待だと世間で冷ややかな目で見られネットに晒される世の中になった。何か行動すれば叩かれ炎上する。
そんな時代に流され僕は大人になった。
あの頃叱ってくれた大人に僕はなれたか?
そんな立派な大人には僕にはなれなかった。
あの頃、叱ってくれた大人がいたからこそ僕はこうして路上観察家になった。毎日、気が狂ったように街を撮影してはインスタやブログに載せている僕はまっとうな人間ではありません。
高知路上観察学会をやっています。
日々の活動はインスタ、ツイッターにて更新しています。
よろしくお願いいたします。
高知路上観察学会のインスタはこちら↓
https://www.instagram.com/rojokansatu/
最後まで読んでくださりありがとうございました。
また更新いたします。次回もいの町!
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