【香南市】赤岡町を歩く 赤岡町編 その⑤ ※2020年12月撮影
(※2020年12月撮影)
目次
赤岡町を歩く⑤
昨年12月、私たちが大変リスペクトしている赤瀬川原平先生もかつて歩いたと言われる赤岡町を路上観察しました。路上の神と天気の神、両方の神の恩恵を受け、豊かすぎる冬空のもと絶好の路上観察日和となりました。
もうね、不審者ですよね。圧倒的不審者のごとくニヤニヤしながら、両神の恩恵を受けた高知路上観察学会員、最強のフルメンバーで赤岡町を歩く。しかもキョロッキョロしながら。
やはり、複数人で歩くと路上観察が何倍も楽しくなります。
楽しい理由はつまりみんなの感性が掛け算され、瞬間、瞬間にプラシーボが生まれているからなんですね。目線や視点そして笑いの共有。緊張の緩和。
みんなそれぞれ違った見方をしているので面白い。チームや仲間って素晴らしいですね。
赤岡町編過去4回にわたり同じような導入文(少しづつ文章を変えながら)を書いているのですがまったく飽きません。
だらだらしていないで「早く本題に行けよ」なのですが、私は無闇やたら無意味な寄り道が好きなので、導入文に命をかけていると言っても言い過ぎではありません。この導入文こそが書き手のキャラクターが表現され、ダイレクトに良し悪しが浮き彫りになります。悪さが浮き彫りになっていますねw
無駄こそ活用していきます。「路上観察」と「前置きが長い導入文」はいわば一心同体であり表裏一体だということです。
これがスラスラと水が流れるように、穏やかに呼吸するように、喋れるようになったらトークの達人になれると思いますが、トークはすこぶる苦手なので文章の達人を目指して頑張って行きたいと思います。あと、やはりトークスキルも磨いて頑張っていきます。
(※一応、匿名で活動しているので顔や姿は伏せさせていただきます。ご了承ください。)
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赤岡町を歩くその①、その②、その③、その④
☆こちらも合わせてどうぞ
【赤岡町編1】
【赤岡町編2】
【赤岡町編3】
【赤岡町編4】
来た道を振り返り先に進む
前回は写真左手にEDIONがある物件あたり終わりましたが、ここから東に進んで行きます。
↓の写真は西に向かって撮影。いい感じの道ですね。今回はここからスタートです。
それでは書いていきます。菩薩様のような寛容なお心で読んでくだされば幸いです。どうぞよろしくお願いいたします☆
東へ...
◾️横町を振り返りつつ
路上観察しながら横町を南下し突き当たった場所。この写真は西の方角を撮影しています。左手に見えるのは町の電気屋さんEDIOON。えうち電気さん。「絵金蔵↓」と書かれた看板が立てかけられています。ここから東に向かって行きます。
山本薬品
◾️山本薬品①
東に歩き出してまず一発目に視界に飛び込んで来たのはハイこちら。もう誰がどう見積もってもグッド物件ですよね。事実、紛れもないグッド。もはや「紛ド(まぎド)」ですよね。子どもからお年寄りまでみんなが口を揃えていうのではないでしょうか。せーの「渋っ件」ってね。
◾️山本薬品②
いやカッコいいっすね。渋っ件。白いボディに入り口部分はレンガで構築されています。
時代を感じさせるグッド渋っ件ですよね。この町のかつての繁栄のようなものがイメージされます。町の薬屋さんですね。言い換えるならドラッグストアーですね。
くろいわ
◾️ブロック&くろいわ&缶コーヒー
これまで歩いて来て渋っ件を散々撮影したので、メンバー全員いい感じにスイッチが入りまして、「もう何見たっておもろいやんけ」状態。路上観察における、ある種のトランス状態に入りました。シフトギアが一段階上がった状態になったのでこんなのも撮影するんすよオレら。マジで。
日本を代表する伝説のロックバンドNumber Girlが1999年リリースした「シブヤ ROCK TRANCE FORMED状態」のような極極(きわきわ)状態での路上観察。まさに「バリヤバ」
※「バリヤバ」とは、Number Girlの2ndアルバム「殺風景」に収録されている「ZEGEN VS UNDERCOVER」という曲に何度も登場する歌詞のフレーズ。「バリヤバ」ぜひ使ってみてね☆
【Number Girl / SAPPUKEI】
細いコーン
◾️細いコーン跡
「何見たっておもろいトランスフォーム状態」に全員突入しているのでこんなのも撮るんすよオレらマジでパート2。何の変哲もないただただ路上の謎の物体。笑う。おもしろい。
◾️細いコーン②
この物体は面影からすると「ソフトな細いコーン」だと思うのですが、正式名称もあると思います、ここはあえて調べず、先に進もうと思います。アマゾンで売っていたので一応リンク貼っときます。↓正式名称はコレです。
【ソフトコーン】
路地
◾️路地
グッド路地。南へのショット。路地感がいいですね。
売
◾️ファミリィー住宅①
歴史ある住宅街にちらほら存在する売り物件、または空き家。何がいいかって、「ファミリィー住宅」ですよね。シャッターに設置された看板。ストーリーを感じます。
◾️ファミリィー住宅②
この看板の一体何がいいか。それはズバリ、この看板に描かれているハートを持った三人のキャラクターですよね。「いつもあなたのすぐそばに・・・」くん。有名ですよねおそらくきっと。一切まったく知りませんが。どこかほっとけないキャクターですね。
チャリ
◾️チャリンコ
ごくごく普通の一軒家に自転車が数台。うち二台は倒れています。こんなのがすこぶる好きです。ぜひTシャツにしたいですね。
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赤岡町関連書籍
【犬も歩けば赤岡町】
まとめ
赤岡町編その⑤いかがでしたでしょうか。
歩いた当時の風景を思い出しながら書いていますので、若干、記憶が薄れている部分もあります。とはいえ記憶をフル回転させながら思い出しています。
楽しく、モラルとルールを守りながら路上観察できたと記憶しています。
複数人で歩くとやはり目線や視点が増えます。それだけ発見や気づきが多くなるということですね。毎回学びがあります。
グッド物件を収めつつ、さらにディープになっていきます。引き続き赤岡町編お楽しみください。そしてよろしくお願いいたします。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
また更新いたします。
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高知路上観察学会