最終回【香南市】赤岡町を歩く 赤岡町編 その⑦ ※2020年12月撮影
(※2020年12月撮影)
目次
赤岡町を歩く⑦ 最終回
昨年12月、私たちが大変リスペクトしている赤瀬川原平先生もかつて歩いたと言われる赤岡町を路上観察しました。赤岡町編も今回7回目でついに最終回となりました。
最終回はいつも寂しいものです。あいつやあいつ、あいつらに出たったこと、いろいろと思い出されてグッとくるものがあります。
頑張って書いていきたいと思います。そして最後まで全力で駆け抜けていきます!
圧倒的不審者のごとく高知路上観察学会フルメンバーで赤岡町を歩く。
(※一応、匿名で活動しているので顔や姿は伏せさせていただきます。ご了承ください。)
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赤岡町を歩くその①、その②、その③、その④、その⑤、その⑥
☆こちらも合わせてどうぞ
【赤岡町編1】
【赤岡町編2】
【赤岡町編3】
【赤岡町編4】
【赤岡町編5】
【赤岡町編6】
スナック・喫茶 長栄
前回は長栄で終わりましてここからさらに西へ。来た道へ戻ります。
第7回目最終回はここからスタートです。
それでは書いていきます。深夜遅くまで起きて(←早く寝ろよww)毎回命を削り(←大袈裟なんだよww)気合を入れて(←古いんだよww)書いていますのでどうか菩薩様のような(詰めが甘いからって言い訳すんなよww)寛容なお心で読んでくだされば幸いです。どうぞよろしくお願いいたします☆
さらに西へ
◾️野市スーパー 赤岡店
閉店してかなりの時間が経過している佇まいですね。取り壊されずそのまま残っています。店内の様子がチラリと伺えますが、備品やら荷物が残ったままです。この物件は文字通り廃墟ですね。この町のかつての繁栄がイメージされます。ちなみに「野市」とはのいち動物公園や三宝山(さんぽうざん)があるエリアです。
↓ちなみにリンクです。
【のいち動物公園】
ちなリンしたところで次へ。(※ちなリンとは「ちなみにリンク」の略ですね。)
みなさまも「ちなリン」ぜひ使ってみてね☆
看板
◾️看板
廃スーパーの敷地をぐるっと奥に向かっていくとグッド看板に出会う。いい感じですね。
看板はこんな出会い方が好き。イラストの感じもいいし。特に何がいいって「野市スーパーマーケット」と書かれている野市の「野」の左の「里」の部分がハートになっているということ。おしゃれです。おしゃれフォント。おしゃフォンですね。
そう、野市はハートフル・ピースフル・グッドフル・タウンでもあります。野市に住んでいる人はみんなハートフル。高知に来られた際はぜひ野市へ。赤岡町へもぜひ!
◾️看板その②
コレまたいい感じのイラストです。作者はどなたでしょう?この看板に出会ったことに心から「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えたい。看板全体的が色あせていて、上部に書かれて文字はかすれてよく読めませんが、丼の下には「新庄みそ」の文字。文字の左隣は新庄みそのロゴマークですかね。クールデザインです。
チャリ
◾️チャリンコ
名作「野市スーパーマーケット」の看板のそばに投棄されていた自転車。乗り捨てられたのでしょうか。長年放置された自転車。錆びついていて、とてもいい感じですね。インスタレーションアートのようにも解釈することができます。どこか侘しさがあるような。ただの鉄のカタマリなのですが、この町の時代の移ろいを見てきたのでしょうか...
ここからどうでもいいし完全なる蛇足になるのですが、自転車は「チャリ」と表記した方が「自転車」っぽさが俄然際立つので、スラム育ちの私は自転車のことを「チャリ」もしくわ、「チャリンコ」と発言しています。
自転車の正式名称は「チャリ」「チャリンコ」または「チャリキ」ですね。
◾️チャリ
拡大、トリミングしたので画像が荒くなってしまいましたが。
「ほんでこないだ話しよったろー?あっこによー超よぉ、汚ないチャリが棄てられちょってよ、あいつ乗りよったチャリやないかにゃあ?まぁ、知らんけんどよw ソッコーでパクってきてセンパイの車庫貸してもろうて洗おて、超洗ったきね!マジで!時給発生してないと割り合わんき!笑 ほんでよー、まぁ洗ってよー鬼ハンにして、ボディはラメのムラサキで塗りたくってよ、見てちやコレ。鬼ハンの角度。あいつチャリ欲しがっちょったきよー5万ぐらいで売りつけようと思うちゅうがやけんど 笑 超イカすろ?」
路地
◾️路地
野市スーパーマーケットの南向かいの民家と民家の間の路地。いい感じのグッドロージーですね。ヤンキーの話し言葉や間、テンションが言葉だけではうまく表現しきれなかったのですが、私より少し上の世代のヤンキーの生態はこんな感じでしたね。赤岡町編最終回にしてヤンキーを掘り下げるつもりはなかったのですが、ヤンキーって健気だなぁと思いながら得意のスキル「妄想」で書き上げました。時代は変わりもはやヤンキーはほぼ見なくなりました。
無用門
◾️無用門①
さらに西に歩き「赤岡町編その②」に登場する、「北川洋品店」の建物を東に少し進んだエリアで無用門発見。写真より手前が駐車場になっています。ここは民家の塀なのですがかっこいいですね。ひときわ存在感があり、ヤバいオーラを放っています。
◾️無用門②
少し近づいて撮影。見事な無用門。渋い。そしてかっこいい。
メインストリートに戻る
◾️北川洋品店
そして赤岡町のメインストリートである横町に戻ってきました。カオスグッドショップおっこう屋がある例のストリート。来た道を戻る。約一時間半ほど歩いてかなりの枚数撮影できたのではないでしょうか。撮れ高もじゅうぶんで大満足。最高の路上観察となりました。
今回撮影した物件たち
最後に今回撮影した写真を振り返ります。撮れ高もじゅうぶんでしたが、通行人が写っていたりしてブログには出せない写真もたくさんあって残念なのですが、赤岡町編最終回ですので、まとめの意味も込めて振り返っていきたいと思います。
振り返ってみるとなかなか見応えがありましたね。最終回の振り返りいいかもしれないので次回から取り入れていきたいと思います。
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赤岡町関連書籍
【犬も歩けば赤岡町】
まとめ
赤岡町編最終回いかがでしたでしょうか。
冒頭にも書きましたが、やはり最終回は寂しいものですね。歩いた当時の風景を思い出しながら書いていますので、若干、記憶が薄れている部分もありますがよく笑った1日でした。
楽しく、モラルとルールを守りながら路上観察できたと記憶しています。
複数人で歩くとやはり目線や視点が増えます。それだけ発見や気づきが多くなるということですね。路上観察には毎回学びがあります。
さて次回は土佐山田編です。赤岡町での撮影が終わってその足で土佐山田に移動し路上観察しました。よろしくお願いいたします。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
また更新いたします。
高知路上観察学会